子育てのギモン・悩み解決サイト〜Sokka!そっか!〜

子育てに役立つ情報をご紹介しています。子育てに関する費用、貯蓄法、子どもの病気・ケガ、家事のコツ、イベントの楽しみ方など、子育てを楽しくするヒントが満載。

*

ダニ刺されの特徴と症状!子供のダニ対策おすすめグッズ【体験談】

      2022/09/14

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

暑くなってくると気になるのがダニ問題。

お恥ずかしい話ですが、毎年暑くなってくると、我が家は決まって子供と旦那がダニにやられていました^^;

布団を干しても、掃除機をかけても、除湿しても、換気しても、必ずダニに刺されていたんです。

強いのか鈍いのか、なぜか私だけいつも刺された跡がないんですけどね^^;

最初は「蚊かな?」と思っていましたが、今ではもう跡をみるだけで、「あ、ダニだ」とわかるようになりました!(自慢できるこっちゃない)

そこで、皆さんにダニに刺された時の症状はこんな風だよ!と、毎年のダニ刺されの経験からお伝えしたいと思います。

あと、ダニ被害が激減した我が家で日頃行っているダニ対策、速攻で効くダニがいなくなるスプレーをご紹介します。

「あれ?ダニかな?」と気になっている方はぜひご覧ください。

 

 

ダニ刺されの症状と特徴

3年前のことです。夜寝る時には何もなかったのに、朝起きたら子供の足に虫刺されを何ヶ所か発見しました。

その当時は「蚊なの?ダニなの?刺された跡はあるけど、何なのかわからない!」状態だったのですが、何回か経験するうちに「あ、これはダニだ!」とわかるようになりました。

ダニ刺されにはこんな特徴があります。

 

かゆい!

kayui

ダニに刺された時はとにかくかゆいです!

蚊はその日のうちにかゆみが治まることがほとんどですが、ダニの場合、1週間~1ヶ月近くかゆみが続くことがあります。

 

赤く腫れる!

他の虫刺されでも腫れることはありますが、ダニの特徴は

  • 腫れるまでに時間がかかる(数時間~2日)
  • 0.5~1cmぐらい腫れる
  • 数ヶ所刺されている

うちの子の場合は、大体朝起きたら赤く腫れていることが多いです。就寝中に刺されているようです。

蚊よりも赤く腫れるので「これは蚊じゃないな」とわかります。

 

跡が残る

蚊と違って跡が残りやすいのがダニです。

蚊は数十分~数時間で跡が消えることがほとんどですが、ダニ刺されの場合は2週間ぐらい残ることもよくありますし、ひどく掻いたりした場合は、跡が何ヶ月も残ることも!

跡を残さないためには、できるだけ早く治療すること、掻きすぎて皮膚を傷つけないことが重要です。

 

服を着ているところを刺された

ダニは柔らかい皮膚が大好き。お腹・脇腹・二の腕・太ももなどプニプニしているところを刺してきます。

服で隠れているところを刺されたら、ダニの可能性大です。

 

子供のダニ刺され

子供は体温が高く、汗かきで皮膚も柔らかいので、ダニの格好のターゲットになります。

免疫も不十分な上、ダニに好まれる要素が満載なので、よく刺されるし跡も目立ちます。

子供は大人に比べて、刺されたところが腫れやすいのですが、特に目や耳の周り、足首が大きく腫れるようです。(参考:ちかかね皮膚科

 

IMG_1441↑上の子が目の近くを刺された時の画像。よーく見るとポチッと刺された跡がありました。

 

IMG_1435↑下の子の画像。薬指だけ赤く腫れてます。

 

かゆみも強いので、掻きむしったところから細菌が入り込みとびひになることも!

しかも、刺される時は一度に何ヶ所か刺されるので、あちこち腫れてしまいかわいそうです。(女の子なのに・・・)

 

 

こんなにあるの!?ダニの種類

ひとくちにダニといっても、その種類はなななんと!20000種類以上もあるんだとか!

文献によっては50000種類以上あるとも言われているのですが、とにかく種類が多いのは確かですね。

そして

・動物に寄生するもの
・植物に寄生するもの
・雑食性のもの
・他のダニを餌にするもの

など、その生態はさまざまです。

人には無害のダニもいれば、マダニのように刺されると死に至ることもあるような恐ろしいダニまでいます。

日本では15~20種類ほどが見られるようです。

 

身の回りにいるダニたち

何万種類もいるダニの中で、普段私たちが生活している身の回りに潜んでいるダニは

チリダニ(ヒョウヒダニ)・イエダニ・ツメダニ・コナダニがほとんどです。

 

< 家の中にいるダニの割合 >

dani-syurui

特にチリダニの割合が多くて、家にいるダニの70~90%を占めています。

あとは、ヒゼンダニという人の皮膚にトンネルを掘るダニ(!)もまれにいます。

死者が出たことでも話題になったマダニは家の中ではなく、森林や草むらなど屋外やペットなどの動物に生息しています。

 

家にいるダニの種類と特徴

次に、家にいるダニの種類と特徴をまとめてみました。

チリダニ
(ヒョウヒダニ)

イエダニ

ツメダニ

コナダニ

時 期

5~9月 6~9月 梅雨の時期 梅雨の時期

場 所

カーペット、ソファー、寝室など ネズミのいる所 カーペット、布団、畳、食品など 食品の保存棚、畳

好むもの

フケ・垢・汗 ネズミの巣や体 チリダニ・コナダニ 小麦粉などの食品

好きな環境

高温多湿を好む 夜に活動する チリダニ・コナダニのいる所
新築から2~3年の家
低温にも強い

人への攻撃

人を刺すことはない 人の血を吸う 人を刺す 人を刺すことは稀

特 徴

死骸やフンがアレルギーの原因になる 大きめのダニで、肉眼で見える場合もある 刺されると赤みやかゆみが強く、跡が残ることもある 条件が揃えば2、3日で大量発生する

家でダニに刺される場合は、イエダニツメダニの可能性が高いです!

チリダニは人を刺すことはないので気づきにくいのですが、死骸やフンがアレルギーの原因になるので気をつけたいですね。

お好み焼き粉やホットケーキミックスを開封してからずっと保存している場合はコナダニに要注意ですよ!

知らずにコナダニを一緒に食べてしまった人がアナフィラキシーショックを起こしたケースもあるので、開封後はすぐに食べきるのが一番です。食べきれなかった場合は、密封して冷蔵庫に保管するようにして早めに食べてしまいましょう。

 

ダニと間違えやすい虫刺され

何かに刺されたら蚊かダニだろうと考えがちですが、違う虫刺されの可能性もあります。

ダニと間違えやすい虫刺されに、ノミ・南京虫(トコジラミ)・チャドクガがあります。

ノミも南京虫(トコジラミ)もチャドクガも、刺されると猛烈にかゆいです。

 

ノミ

足や腕ばかり刺されるなら・・・ノミかもしれません。

ダニよりも大きくて肉眼でも見えるのがノミです。(2~4mmぐらいの大きさ)

猫や犬に寄生していて、ピョンピョン飛ぶのが特徴です。ノミの成虫はイエダニと同じく人の血を吸います。

ノミがピョ~ンと飛べる範囲で、主に下半身(足)を刺されることが多いですが、寝ている時に刺された場合は腕や首などを刺されることがあります。

ダニと違って、服を着ておらず肌が露出している所を刺されることが多いです。

 

南京虫(トコジラミ)

トコジラミは名前にシラミとついていますが、シラミではなくてカメムシの仲間です。トコジラミもイエダニやノミと同じように人の血を吸います。

戦後、日本ではほとんどいなくなったのですが、最近は海外を行き来する人が増えたので、海外からのトコジラミが増加しているとも言われています。

大きさが5~8mmもあるのでいるとすぐにわかりますが、ゴキブリのように生命力が強いので、見つけたら専門業者に駆除を頼んだ方がいいですね。

 

チャドクガ

ツバキやサザンカの木に近づいた。毛虫に触ってしまった・・・という場合はチャドクガかもしれません。

チャドクガはその名の通り「毒のある蛾」で、刺すというより、卵・毛虫・成虫にある毛が毒針になっていて、毛が皮膚にくっつくと湿疹のようにブワッと赤くなります。

そういえば、私の父は植木の手入れをしていた時に、よく「毛虫に刺された~」と言ってかゆがっていました。「ツバキには毛虫がいるから気をつけろ」と。

公園などの植え込みに近づいたりした時は気をつけてくださいね。

ひどい時は半年ぐらいかゆみが続くので、ブツブツとかぶれているようだったら早めに皮膚科へ行きましょう。

 

 

ダニ刺されの治し方

続いて、子供のダニ刺されの対処法です。

 

ダニに刺されたら、まず患部を清潔にしましょう。汗や汚れがついたままだと細菌が入ったり、かゆみが増す原因にもなります。

流水で洗って、ガーゼなどで優しくポンポンと拭いてください。

かきこわさないように爪を短く切っておくのも大切です。

もし初めて刺された場合は、本当にダニなのか判断がつかないこともあるので、安易に市販薬を使わずに皮膚科を受診しましょう。

 

皮膚科を受診

子供たちがダニに刺された時は、かゆみも腫れもひどかったので皮膚科へ行きました。

その時はリンデロンVGと内服薬を処方されました。

塗り薬だけじゃなくて、炎症や化膿を抑える飲み薬を一緒に出されることがあるので、症状も早く良くなります。

腫れやかみゆのひどい時は皮膚科を受診するのが一番です。

 

市販薬で治す

大人用の薬は刺激が強いので、必ず子供用の薬を使ってください。

腫れやかゆみがあるけれど、病院に行くまでもないという場合は、ステロイド成分不使用のものや貼るタイプのものなど、お子さんに合った薬を使ってみてくださいね。

 

ステロイドやスーッとする成分が入っていない、ムヒ・ベビー。

貼るタイプのムヒパッチ。

 

ダニ退治のおすすめグッズ

ダニに刺されたら、刺された跡を塗り薬などで治すことも大事です。

それに加えて肝心のダニを退治しないと、いつまでも症状が治まりません。

主なダニの退治方法は4つあります。

1.布団乾燥機
2.布団クリーナー
3.ダニ捕りマット
4.駆除スプレー

※バルサン系は布団には使えないので載せていません。

それぞれの特徴とおすすめの製品をご紹介していきますね!

 

 

布団乾燥機

ダニは50℃以上で死滅すると言われているので、高温で処理できる布団乾燥機は欠かせません。

布団を何枚も外に干さなくてもいいし、梅雨の時期でも布団がフカフカになるので、我が家でも布団クリーナーを購入するまではよく使っていました。

以前は、袋を温風で膨らませるタイプが多かったですが、最近はホースを布団に突っ込んでスイッチを入れるだけの使いやすいタイプが主流になっていますね。

口コミでも高評価です。

 

 

布団クリーナー

ダニのフンや死骸を吸い込むことで、ぜんそくや鼻炎、目のかゆみなどのアレルギーが引き起こされるのが問題になっています。

ダニのフンや死骸をなくすには、特に布団をキレイにしておかないといけませんから、掃除機がけは必須です!

クリーナーでごっそり取れたホコリやダニの死骸らしきものを見るとゾッとしちゃいます。

 

布団クリーナーもいろんなメーカーから出ていますよね!うちはシャープのものを使っているのですが、温風も出るので乾燥もできてかなりいい感じです。

↓コレです

 

とりあえず試してみたい人は布団用の掃除機ヘッドから使ってみるのもいいかもしれませんね。

 

 

ダニ捕りマット

ダニ捕りマットは布団やカーペットの下に敷くだけなので、赤ちゃんがいても安心して使えます。

掃除がしにくい押入れにも手軽に置けますし、3ヶ月は持つので経済的です♪


色々調べて、クチコミも良かったこのダニシートを使っています。

布団は掃除機やダニよけスプレーもしているので、これだけの効果は正直わかりません(笑)

でも、押入れやタンスの中にも入れられるので重宝しています。

 

 

絶賛使用中。ダニよけスプレー

「あ、ダニがいるかも」と思っても、布団を干すのは天気が悪いとできないし、布団乾燥機はセットや後片付けが大変だし・・・という方にはぜひコレをおすすめします。

 

ジャン!!

KINCHOのダニがいなくなるスプレーです。ドラッグストアにも置いてあります。

暖かくなり始めの時期でした。まだダニ捕りマットも用意しておらず油断していたせいで、子供がダニに刺され、私もかみゆがあったので、最初はドラッグストアで見かけてとりあえず気休めに、と買ったのですが・・・

これを布団にシュッと吹きかけたら、ソッコーでかゆみを感じなくなりました!初めて使った時は感動しましたよ☆

吹きかけた時にフローラル系?の匂いはしますが、乾くとほとんど気になりません。

ダニよけの商品もありますが、これは駆除と書いてあるので、本当にいなくなってるのかなぁ〜と嬉しくなりました♪

ただ薬剤なので、赤ちゃんがいる場合は乾く前に舐めたり皮膚についたりしないように気をつけないといけません。

布団乾燥機・掃除機・ダニ捕りマットが使いにくいぬいぐるみやクッションなど小物系に使うのもオススメです。

 

 

我が家でダニ対策する時のフルコースメニューは

ダニがいなくなるスプレー

布団乾燥機

布団クリーナー

すっきりしたところでダニシート

スプレー&温風のダブル攻撃でダニをやっつけ、掃除機で一気に吸い取る!その後に出てきたダニは、1匹残らずダニシートで捕獲!

これで完璧です!!

最近は、優秀な布団クリーナーのおかげで布団乾燥機の出番は少なくなりましたが、これだけすればダニの影響はほぼなくなります^^

我が家は、暖かくなる季節のダニの出始めに刺されることはありますが、夏場はほとんど刺されることはなくなりました。

 

 

アレルギーかな?と思ったら・・・

ダニ対策をしてもなんだかすっきりしない。夜に布団に入ると咳が出る、肌がかゆい、鼻水が出る・・・

布団に入ると咳や鼻水が出たり、肌の調子が悪いなんてことが続いたらちょっと気になりますよね。

もしかしたら、ダニやハウスダストのアレルギーの可能性があるかもしれません><

 

うちの次女も、寝る前に必ず「背中がかゆい」と言って毎晩かいていたので、ダニか何かのアレルギーじゃないかと心配になって検査を受けたことがありました。(桃を食べて発疹が出たこともあって)

特定の物質でのアレルギーは出なかったんですが、IgE(アイ・ジー・イー)の値が年齢の割に少し高めで「アレルギーを起こしやすい体質ではあるのかな」と小児科の先生に言われてしまいました^^;

 

もし検査で「ダニ」や「ハウスダスト」でアレルギー反応が出た場合は、今まで紹介したダニよけスプレーや布団乾燥機やクリーナーでも症状が良くならないことも。

布団自体をダニを寄せ付けないものに変えたら、朝までぐっすり眠れるようになったというケースもあるので、もしダニ対策をしても変化がないという時にはこういったシーツや布団も検討してみてはどうでしょうか?


我が家もこういう布団に変えたいな~と思いましたが、すごく高価なので買えずじまいです^^;

 

まとめ

最後にダニ刺されのまとめです。

  • ダニに刺されるのは主に6~9月
  • ダニは、体温が高く汗かきで皮膚が柔らかい子供が大好き
  • 子供のお菓子の食べかすはダニのエサになるので注意
  • 大人より子供のほうが、ダニ刺されによるかゆみや腫れが出やすい
  • かゆみ、腫れがひどい場合は早めに病院へ
  • ダニ対策グッズ&家電でダニ刺されは防げる

 

いかだだったでしょうか?

ダニ刺されを防ぐ基本は「掃除」と「ダニが好む環境を作らない」こと。

それは分かっていても、日本は高温多湿なうえ、気密性の高い住宅も増えているので、ダニをゼロにすることは不可能です。

便利なグッズや家電も活用して、ダニをやっつけましょうね!

それでは☆

 

 - 健康・美容, 子どもの健康・病気