断乳後の寝かしつけは3日間が勝負!具体的な方法と子供の変化
2018/07/16
こんにちは^^
いまだにおっぱいを触るのが大好きな4歳と3歳の娘を持つ2児のママです。
ママが通る最大の難関「断乳」
私も、子育てする中で一番悩んだんじゃないかな~と思います。
年子で2人同時におっぱいをあげていたので、上の子だけ断乳ができるのかが心配で、断乳の時期や方法、寝かしつけ方など、ネットで調べまくりママ友に聞きまくり、成功するかどうか不安なまま決行しました。
すると・・・「天国のような日々&最高に子供が愛しく思える出来事」が待っていたのです!!
そんな私の断乳体験記も交えつつ、断乳の時の寝かしつけの方法や、子供の変化について綴ってみたいと思います。
断乳したのはいつ?
断乳のアンケートによると、断乳する時期は
- 1歳~1歳半
- 7ヶ月~11か月
- 1歳7ヶ月~2歳
の順で行うママが多いですね!
子供も離乳食を食べるようになったり、ママも仕事復帰や体調面を考えて断乳を考え出す時期。
私は、長女を出産した半年後に次女の妊娠がわかったので、妊娠中もおっぱいをあげながら次女の出産を迎えました。
下の子が生まれた時、上の子は1歳1ヶ月。
「次女の出産前に断乳しようかな」とも思いましたが、大きなおなかを抱えての断乳に自信がなかったのと、下の子が生まれてから上の子が寂しがるとかわいそうだと思ったので、断乳せず2人同時におっぱいをあげることになりました。
結局、断乳したのは長女は2歳の誕生日の頃でした。さすがに2人同時のおっぱいは時間も取られるし寝不足にもなるので辛かったのと、保育園入園も控えていたため、おっぱいなしの生活にも慣れさせようと思っていたからです。
その当時書いていたブログを見返すとこんな風に書いていました。
「来週2歳の誕生日を迎える長女。
かなりのおっぱいっ子ですが、断乳することにしました。
おっぱいよりももっとおいしい食べ物がたくさんあること。
おっぱいがなくても1人でねんねできること。
寂しくなったり辛いことがあっても、おかあさんはいつでもそばにいること。
これからもっと新しい世界に飛び出して欲しいと思います。
実際は、私がおっぱいに頼っていたところが大きかったんですよね。
ぐずったらおっぱい、眠くなったらおっぱい、小腹が空いたらおっぱい。
なんでも魔法のおっぱいが解決してくれていました。
だから、断乳は私が子離れをするということでもあるし、おっぱいに頼らずもっと子どもと向き合うということでもあります。
子どもも頑張るんだから、私も頑張らなくちゃ!!」
うーん、当時のことを思い出しますね^^
次女は長女よりもおっぱいへの執着が薄かったので、1歳9ヶ月で断乳しました。
世間やネットでは断乳の時期について色々言われますが、まずはママが断乳しよう!と思う時期が一番いい時期だと思います。私も「まだあげてるの?」とか「2人一緒におっぱいって大丈夫なの?」と言われたこともありました。
他のママが断乳していくのを見て焦った時期もありましたが、2歳までおっぱいをあげたことに全く後悔はしていません。
ママが納得して気持ちよくおっぱいとお別れできるように、周りの目を意識しすぎないでママ自身が決めてみてくださいね^^
断乳後の寝かしつけの方法
断乳する時期はそれぞれ。その子の性格や成長度合い、おっぱいへの執着でも違ってきますし、ママも心や体の準備が必要ですからね^^
断乳する頃のその子の成長度合いによって寝かしつけの方法も違ってきます。
「断乳は最初の3日間を乗り越えればかなり楽になる」とは聞いていましたが、本当にその通りでした!
私が断乳した時の寝かしつけの方法はというと
- 無理に寝かしつけず眠くなるまで待つ(特に抱っこはしない)
- 寝る前のスキンシップを増やして、おっぱいがなくなった寂しさを感じさせない
- 子供が好きな番組を見せる(Eテレ・アンパンマン)
- お腹がすいた時用のパンやお茶を用意しておく
- 断乳決行中は「歯磨きせずに寝落ち」や「スマホを見せること」も気にしない(とにかく寝ることを最優先)
- 最終手段はドライブ
我が家の場合、スマホやテレビ番組に頼ってる感は否めませんが、下の子に添い乳をしながら上の子を寝かしつけるのは大変だったので、文明の利器にも大変お世話になりました^^;
どうやら子供は「無理やり寝かしつけられる感じがイヤ」らしいのです。(うちの子だけかもしれませんが、娘2人ともそうでした。)なので、抱っこしてもグズられ、子守唄を歌っても嫌がられていました。
部屋の照明は落としますが、眠くなるまで好きにしていいよというスタンスでなんとか寝てくれました。
ちなみにうちの旦那は、特に自分が寝ている時、子供の泣き声にイライラするタイプなので、夜泣きに協力してもらえる環境ではありませんでした^^;だから、泣きがひどくなったらドライブをよくしていました。
今思えば、寝不足なのに夜中にしょっちゅうドライブしているのも危ないですよね。たぶん、この大変な時に協力してくれなかった旦那への恨みは一生消えることはないでしょう(笑)もしこれを読んでいるパパさんがいたら、ぜひ奥さんをサポートしてあげてくださいね^^
協力を頼める旦那さまだったら、ぜひ断乳の時の夜泣きにも、抱っこやドライブなどで協力してもらいましょう!
我が家の断乳体験記
長くなりますが、我が家の断乳体験記を^^
長女の場合は2歳での断乳だったので、
- 1週間前からの言い聞かせ
- おっぱいにアンパンマンの絵を描く
- 3日間はとにかく外で遊ばせて疲れさせる
という作戦でした。
1週間ぐらい前から、「もう2歳のおねえちゃんになるから、パイにアンパンマンが来るんだよ。パイにバイバイするんだよ。」と言い聞かせていました。
断乳決行の日、朝から最後のおっぱいを飲ませた後、
こんな崩れたアンパンマンの顔を油性マジックでゴリゴリ描いて、先っぽを引っ張って遊ぶのでばんそうこうを貼りました。
「もうおねえちゃんになったからアンパンマンになっちゃった!パイにバイバイしよっか!」
分かっているのかいないのか、「なんだこれ?」という娘の表情。
えーい!知るか~い!
ついに断乳決行です!!
<1日目>
まず昼寝の寝かしつけから問題だったのですが・・・
気を紛らすのと疲れさせるために公園で3時間遊ばせたので、移動中の車の中で寝てくれました。
1日目の夜はまず下の子をおんぶで寝かしつけた後、YouTubeでアンパンマンやしまじろうを見せていたら、膝の上で眠りにつきました。
0時就寝で→3時半→6時半の2回起きました。
3時半に起きた時は30分ぐらいドライブしたら寝て、6時半に起きた時は抱っこで外をウロウロ。夜はもっと号泣するかと思っていましたが意外と大丈夫でした。
<1日目メモ>・「パイ」と言った回数は1日で5~6回ぐらい。半笑いで確認する感じ。
・絆創膏を貼ったら「ママ、パイ、いたいいたい」と言っていた。
・食事の量はいつもと変わらなかった。・機嫌は悪くなくいつも通り笑っていた。
・予想外に下の子もなかなか飲まないので、夜になるにつれておっぱいがガチガチになってきて服まで染みたりした。
<2日目>
起きてからの第一声が「パイ」で「おっぱいイタイイタイだよ」と言うと、のけぞって大号泣^^;まだ寝起きはパイのことを思い出したのですが、10分ぐらいで泣き止みました。
昼間は3~4回「パイ」と言ったものの、アンパンマンのおっぱいを見せると「まだイタイイタイなのかぁ~」と納得した様子。
その日の夜は長女の2歳のバースデーパーティーをしたので、大喜びでおっぱいのことも忘れているようでした。
肝心の寝かしつけは、23時ごろお腹が空き「パンパン」とロールパンを2個食べ、3個目を握りしめたまま私のひざで眠りにつきました。
夜中は5時ごろ起きたのですが、スマホでアンパンマンレジスターの動画を繰り返し見ている途中で寝てしまいました^^
歯磨きも気になるけれど、断乳の時は気にしない!
<2日目メモ>・1日目よりおっぱいを思い出す回数は少し減ったようだ
・たまにグズるけど、機嫌は良くてよく遊んでいる
・上の子に見つからないように下の子におっぱいをあげるのが難しい
・1日目より寝かしつけが少し楽になった気がする
・夜中も泣くことはなかったし、まとめて寝れるようになってきたかも
<3日目>
また昼間はたくさん外遊びをして、昼寝は車の移動中でした。
夜はお風呂の時間が遅くなり、23時過ぎにコテッと寝てくれたのです!
そしてなんと!朝まで起きずに寝てくれました♪
やっぱり「断乳は3日間がヤマだ説は本当だったんだ!すごーい!」と感動したことを覚えています。
<4日目>
がしかーし!!
断乳成功と思いきや4日目の夜、下の子に添い乳をしていたら上の子が起きてしまいました。
おっぱいを離された下の子もグズグズ。
上の子もその声に反応して泣く→さらに下の子も泣くという悪循環。。。
上の子を抱っこ&下の子をおんぶしました。しかし40分経っても眠りが浅く、私の腕も限界になったので、最終手段の「車」登場^^;
結局、3時間のドライブコースになりました。
<6日目>
とっても子供を愛しいと思える瞬間がやってきました。
その時のブログから。
断乳してから、上の子の寝かしつけは眠くなるまで録画しておいたEテレの番組を観せることだったんですが、今日は上の子が自分で絵本を持って寝室にやってきました。
読んであげたかったけど、旦那さんも寝ているし下の子もすぐに起きちゃうので、「もう寝ようか」と声をかけて一緒に横になりました。
旦那 / 上の子 / 私 / 下の子
で上の子を旦那さんと私で挟んで寝ることにして、夜中に起きても寂しくないようにしました。
横になった上の子は、寝ている旦那さんの手を握り自分のほっぺたにスリスリしてチュッとキスしたんです。
そして私の手も同じようにスリスリチュッをしてくれて嬉しそうに微笑んでいました。
そして安心したのかスヤスヤと眠りにつきました。
もうこの時ほど「この世でこの子より愛しいものがどこにあるだろう!」と感じたことはありませんでした(T T)
なんだか急に赤ちゃんからおねえちゃんになったような気がしました。
<1~2ヶ月後>
おっぱいなしで寝てくれるようにはなったものの、断乳してから1~2ヶ月間は、夜中にぐずったり寝言を言ったり、泣き出すこともありました。
「寝言泣き」といって、寝ぼけたり眠りの浅い時に起こるぐずりだったのですが、ビックリしたり心配になったりもしました。
それが本当に落ち着いたのは、断乳後3ヶ月ぐらい経ってからです。
それ以降は、一度寝てしまうと下の子に揺すられても蹴られても起きない”眠り姫“になっとります^^
夜中の2人同時のおっぱいは大変だったので、それが下の子1人になっただけでもだいぶ楽になりました。
ただし、眠くなるまで好きなテレビ番組を見るのがクセになってしまったようで、寝る前にテレビを見たがるようになったのはちょっと失敗したかも…と思いました^^;もう少し絵本も活用すればよかったかもしれません。
3歳を過ぎる頃には、電気を消して「寝るよ」と言うと、5分ぐらいですぐ寝るようになりました。なかなか寝ない時は、子供の相手をしないで先に寝ちゃおうとする方がいいみたいです。
こっちが起きていると思うと、ちょっかいを出してきて遊ぼうとします^^;「寝たふり」していると、諦めて寝てくれることが多いですね。
魔法の絵本
寝かしつけが楽になる絵本として、超有名な「おやすみ、ロジャー 魔法のぐっすり絵本」。
4歳と3歳の娘に読み聞かせたのですが・・・
読んでいる自分が一番先に眠くなる!ということが分かりました。効果てきめんです(笑)
上の子の場合、5分ぐらいで寝てくれることもあるのですが、下の子はすぐに飽きて「ねぇ~もうやめようよ~」と言い出します^^;落ち着きがない性格というのもあるんだろうけど、もう少し大きくなったら効果があるのかな?
最後に
いかがでしたか?
やるまではすごく悩みに悩んだ断乳でしたが、上の子の場合はちょうど2歳の頃にやってよかったと思っています^^
こればっかりは、必ずいつまでにしなきゃいけないというのはないと思いますし、それぞれのお子さんとママのタイミング次第だと思います。
ママが寝不足でツラいとか、体調面でどうしても…というのがなければ「卒乳」まで待ってもいいし、納得するまでおっぱいライフを満喫してもらいたいな~とも思います。
やめるのはいつでもやめられるし、いつかは巣立っていくものですからね!^^
もし、お子さんが情緒不安定になったり執着がひどくなるようなら、もしかするともう少しおっぱいが必要なのかもしれません。
ママも思い詰めすぎずに、大好きなおっぱいとのお別れの儀式をお子さんと一緒に乗り越えましょう!