赤ちゃんの春の布団でお悩み?スヤスヤねんねはこう作る!
2018/05/19
寒暖差の激しい春。コートいるよね~!と思うほど寒い時もあれば、半袖でもいいわ…-_-;と感じるくらい暑い時もあり。
そんな時、赤ちゃんが寝る時の布団ってどうしたらいいのか悩みますよね。
汗はかかせたくないし、かといって風邪を引かせるなんてもってのほか。グズらずスヤスヤねんねしてもらいたいな~。
そんな風に考えている優しいパパ・ママのために、赤ちゃんの春の布団の選び方、かけ方、グッズなどをご紹介しましょう♪
赤ちゃんは基本暑がり
赤ちゃんは生後1~2ヶ月ぐらいまでは大人と同じ、それ以降は大人がちょっと寒いと感じるぐらいがちょうどいい温度と言われています。
新生児は筋肉がないので脂肪が多いのかと思いきや、まだ皮下脂肪も少なく、体温調節もうまくできません。
大人が寒いと思ったら布団をかけてあげて、暑いと思ったら布団をはがしてあげたり、こまめに調節することが必要になります。
3ヶ月ぐらいになるとおっぱいやミルクで皮下脂肪もついてきて、動きも活発になります。
汗っかきで熱がうちにこもりやすい赤ちゃんには、布団のかけ過ぎはよくありません!
大事に暖めるだけじゃなくて、体温調節機能を鍛える意味でも「ちょっと肌寒いかな?」と思うぐらいにしましょう。
私も、冬生まれだった上の子の時は、とにかく大事にしすぎて、ストーブ&ホットカーペットで暖かい室内なのに、モコモコのガチャピンカバーオールを着せて、乳児湿疹がひどくなってしまったことがあります^^;(皮膚科の先生に暖めすぎは良くないと言われました。)
※よくない例です(笑)暑そうなのに足に毛布かけてるし^^;
【春の掛け布団】
赤ちゃんの春の掛け布団にはこんなものがあります。
- バスタオル
- タオルケット
- ガーゼケット
- 薄手の掛け布団
- 毛布
私がよく使っていたのはバスタオルです。暑い時は、折ってお腹の上だけにかけたり調節もしやすいし、ミルクを吐いたり汚れた時でもすぐに洗濯しやすいから便利です♪どこにでも売ってありますしね^^
春は気温差が激しいので、暑い時、寒い時で、掛ける布団を調整しましょう。
バスタオル・タオルケット・ガーゼケットのそれぞれの違いはというと
バスタオル・・・濡れた体を拭くための大きめのタオル。
タオルケット・・・中厚のタオル素材の寝具。通気性が良く吸汗性が高い。
ガーゼケット・・・ガーゼを何枚も重ねて作られた寝具。保温性・吸汗性が高い。
バスタオルは寝具ではなく体を拭くためのタオルなので、洗濯を繰り返していると生地がゴワついてくるかもしれません。使い込んで肌触りが少し悪くなってきたかな~と感じたら、ママやパパ用のバスタオルにしてしまいましょう!
タオルケットやガーゼケットは、サラサラふんわり肌触りも良く、夏も使えるアイテムです。
ガーゼ生地は肌触りがよくて赤ちゃんにもピッタリなのですが、結構お高いんですよね。なかなか買えないよね〜と思っていて色々調べていたら、安くて品質も良さそうなガーゼケットを発見しました。
六重織りのガーゼで、洗う前より洗った後の方がふんわりするらしいです!(すごい!)ガーゼだったら舐めても安心ですしね♪すごく欲しいけど、もううちの娘には小さい・・・
ちなみに梅雨明けするまでは、急に寒くなる日もあるので、毛布や掛け布団の出番があるかもしれません。毛布はアクリルなどの化学繊維ではなくて、綿毛布がおすすめです。
【敷き布団】
敷き布団の重ね方
敷き布団はこんな感じで重ねるといいですよ!
マットレス+防水シート+シーツ+バスタオル
マットレスの上に敷く防水シートは、赤ちゃんの汗やミルクの吐き戻し、おむつからの漏れなどを吸収して、マットレスが濡れないようにしてくれます。
マットレスって、赤ちゃんの汗なんかで結構カビたりすることがあるんですよね><湿気には注意してくださいね~!
防水シートはシングルサイズなどの大きめサイズが多いのですが、こちらはベビー用の45✕60cmサイズ。お出かけ用のオムツ替えシートとしても使えます。
防水シートの上に敷くシーツはなくてもいいのですが、防水シートのズレを防ぐためにもあると便利ですね!
赤ちゃんに柔らかい敷き布団はNG
赤ちゃんの敷き布団は固めのマットがいいといわれています。
敷き布団が柔らかいと・・・
- 赤ちゃんの体が沈み込んで、背骨がゆがんだり、関節が不自然な形になる
- 赤ちゃんは股関節が未発達なので、股関節亜脱臼になる危険性も!
- うつぶせや横向きになった時に、顔が沈み込んで窒息する可能性も!
- 思うように寝返りがうてずストレスになったり、不自然な格好になることも
柔らかい布団って良くないんですね~!私はこのことをよく知らないまま赤ちゃん用マットを使っていました^^;大人の布団で一緒に添い寝するよりも、赤ちゃん専用のマットを用意したほうが安心ですね。
調べてみると、やっぱり西川製の敷き布団は評判がいいですね!赤ちゃんも良く寝るようになったという声も結構ありますし。
ただ、このように厚みがある敷き布団で、赤ちゃんがゴトンと落ちるのが心配だな〜というパパ・ママは、フロアマットを敷くなどして対策をしてあげましょう^^
【布団カバー・シーツ】
赤ちゃんがよく動くようになると、シーツが顔にかかったり、よれて赤ちゃんに絡まることも。ピッタリフィットしてズレないシーツを選びましょう。
ゴムバンドで引っかけて止めるタイプのシーツは、ズレにくいし、すぐに洗濯もできるからオススメですよ!^^
このタイプが何枚かあると、急な「やらかしちゃった~!」にもすぐ対応できます^^我が家にも3~4枚ぐらいあります。
【赤ちゃんに枕は必要ない!?】
よくベビー用品コーナーに、かわいらしい赤ちゃん用枕が売ってありますね。
大人は枕がないと首がコリコリになってしまいますが、赤ちゃんには特に枕は必要ありません。タオルを折って敷く程度でOKです♪
私は、上の娘が赤ちゃんの時には、向き癖や頭の形が気になってドーナツ枕を使ったこともありましたが、ちょっと顔の向きが変わるとドーナツ部分に頭が乗っかって変な姿勢になったりしていたので、すぐに外しました。
タオルを敷いておけば、赤ちゃんの頭が汗をかいてもすぐに交換できるので、いつでも清潔にしていられます。
【赤ちゃん寝具のオススメ素材】
赤ちゃんの寝具の素材は、なんといってもコットン(綿)が一番です。
化学繊維だと、敏感な赤ちゃんはお肌が赤くなってしまうこともあります。直接肌に触れるものは天然素材のものがいいですね。
オーガニックコットンってどんなもの?
赤ちゃん用品でも人気の素材で、よく「オーガニックコットン」と素材を目にしますが、普通のコットンと何が違うんでしょうか?
オーガニックコットンは、農薬や化学肥料を使わずに栽培されたコットン(綿)のことで、その分コストも高くなるため、ベビー用品でもオーガニックコットンのものはお値段が高くなります。
ただ、製品になった段階では、普通のコットンにもほとんど農薬は残っていないので、普通のコットンなのかオーガニックコットンなのかの区別はつかないらしいのです。しかも、製品の製造方法が同じなら肌触りも変わらないとのこと。
参考:ethica「オーガニック・コットンってどんなもの?」 http://www.ethica.jp/1091/
オーガニックコットンは「農薬を大量に使わないので生産者にも優しい」「土・水・空気を汚さないので環境にも優しい」「こだわりのあるメーカーが扱っているので製品の品質が良い」ということなので、赤ちゃんのためにいいものを使いたいというパパ・ママはオーガニックコットンを選んでもいいですね^^
贈り物にはオーガニックコットンを使った製品が人気ですね。
【布団のかけ方】
赤ちゃんの布団のかけかたは「ふんわり」が基本です。
重たい布団・大人用の布団などは、赤ちゃんも苦しがったり暑がったりするので、軽い布団・赤ちゃんサイズの布団を選んでふんわりかけてくださいね!
暖かい日なら、布団をお腹の上だけに乗せて、手足を出しておいてもいいです。
これなら、よく動いてすぐ布団を蹴ってしまう赤ちゃんでも大丈夫♪それに、赤ちゃんは手足で体温調節しているともいわれていて、手足が多少冷たくてもお腹や背中などの中心部が暖かければ快適に過ごしているそうですよ^^(冷え過ぎ注意)
【他のアイテム】
スリーパー
「布団をかけてもすぐに蹴っちゃう!」「ゴロゴロ動いて布団が絡まっちゃう!」
そんな赤ちゃんにはスリーパーがオススメです。うちの娘たちにも着せていました。
これさえ着せちゃえば、どれだけ動いても平気です^^ママも夜中に布団を何度もかけなおさなくてもいいですしね♪
フリース素材のスリーパーは冬は暖かくていいんですが、春になると暑がることがありました。ガーゼ素材のスリーパーだとサラサラと肌触りもよくて、子供も気持ちよさそうにしていましたよ!
腹巻き
最近、2歳の娘に腹巻きをしてみたのですが、サイズが小さかったのか、娘のお腹が出すぎていたのか、「苦しい〜!」とイヤがってすぐに外したがりました^^;
赤ちゃんの頃から腹巻きをしていたら慣れてくれたのかもしれませんね~。
ぴったりフィットするけれど苦しくない腹巻きがベストです。
まとめ
いつものごとく長くなってしまったので、まとめます(笑)
【赤ちゃんの春の布団まとめ】
- 大人がちょっと肌寒いと感じるぐらいが赤ちゃんにとっての適温
- 掛け布団はタオルケット、綿毛布などを暑さに合わせて組み合わせて
- 敷き布団は硬めのマット&防水シート&シーツ&バスタオルが最強
- 素材はオーガニックコットン(綿)、ガーゼ生地が赤ちゃんにも優しい
- かける時はふんわりふんわり♡
- 動き回る元気な赤ちゃんにはスリーパーで寝冷え防止
さて、いかがだったでしょうか?
春のお布団は、日によって調整が大変だと思いますが、赤ちゃんの快眠はママの快眠にもつながります☆ぜひ心地よい環境を作ってあげてくださいね♪^^