夜泣きを放置したら治る?それとも悪影響?海外と日本の違い
2017/12/10
こんにちは^^
年子でW夜泣きに悩まされていた2児のママです。
うちの娘たちは1歳1ヶ月しか離れていないので、夜のお世話は特に大変でした。
長女が寝たと思ったら次女が起きたり、次女の泣き声で長女が起きたり、次女が2歳を迎えるまでそれはそれは子育てで一番辛い時期だったといってもいいくらいです。
しかも夜泣きすると、起こされた旦那が ”超~不機嫌” になるので、娘2人を車に乗せて朝までドライブしたことも数知れず^^;
下の子が2歳になる頃には夜泣きも少なくなり、やっと平和な夜が訪れました。
でも、特に新生児の頃は、やっと寝たかと思って、私もさあ寝ようと思った瞬間起きてしまってと毎日その繰り返しで…
もういい加減に泣き止んで!
イライラしちゃって、ママの精神的にも限界を迎えてしまいますよね。
もう、「泣いても放置しちゃえばいつか泣きやむでしょ!」
って思ったことありませんか?
じつは、それって正しい行動なのでしょうか…
今回は、赤ちゃんの夜泣きについてご紹介いたします。参考までにしていただければと思います♪
夜泣きの時期について
実は、赤ちゃんが夜泣きするはっきりとした理由って分かってないそうです。
それはそうですよね
だって赤ちゃんは、しゃべって伝えてくれないんだもん(笑)
怖い夢を見た・目が覚めたらママの姿が見えなかった・暑い・寒い・オムツが気持ち悪いなど、何かしら原因がわかれば対処できるんですけれどね^^
夜泣きには赤ちゃんそれぞれに個人差があって、すぐに治る子もいれば、2歳を過ぎても夜泣きする子もいるので一概には言えません。
その子の生まれ持った個性だと思って他の赤ちゃんと比べず、ママはあまり神経質にならないようにしましょうね。
赤ちゃんの夜泣きを放置!それって正しいの?
少しの放置なら大丈夫でしょう!
でも、赤ちゃんが何らかの理由で泣いていて、ママに助けを求めているはずです。
理由ははっきりしないにせよ、最初の頃は抱っこしてあげて安心させてあげるのが良いでしょう。
徐々に、トントンしてあげたり、声をかけてあげたりして慣らしていけば、自分で寝方を覚える子もいますので、多少の放置ぐらいなら気にしなくてもいいのではないでしょうか?
夜中起きてフガフガと言っているときは、眠りが浅くなったり寝ぼけているだけの場合もあります。そのまま寝たふりをしていると、また眠りについてくれることもよくあります^^
少しのぐずり程度なら様子をみておいて、本格的に泣き出しそうならあやしてあげるのがいいかもしれませんね!
サイレントベビーって知ってる!?
サイレントベビーというのは、赤ちゃんからの意思表示がなくなることを言います。
ママやパパ、周りの人から声をかけられず手間をかけられない子がなってしまうそうです。
何だか可哀想ですよね…
でも、夜泣きを放置したぐらいではサイレントベビーにはならないので安心してください!
サイレントベビーは、日々の積み重ねで起こってしまうので、昼間は遊んであげたり、声をかけて愛情たっぷり注いであげることで、心配がなくなります!
夜泣き対策。日本と海外の違いとは!?
欧米ではどうしてる?
その国々で育て方は、いろいろあります。
自立性と自主性を養うために、産まれた赤ちゃんに部屋を用意して1人で寝かせる習慣をつける国もあります。
ずっと放置するというわけではなく、ベビーモニターを見て、必要であれば授乳したり抱っこしてあげたりするそうです。
しばらくしても夜泣きが収まらない場合は、眠るまでトントンしてあげたり、声をかけてあげることによって自然と自分で眠る力がつくそうです。
万が一夜中に起きてしまっても、また自分で勝手に寝るそうなのです。
自分で寝るように見守ってあげるのが、親の愛情って考え方もありますので、何が正しいというのは本当にないな~っと思いますよね。
ちなみに、放置と見守るというは全く違います!
泣いているから完全に放置するのではなく、お腹が空いたのかな?オムツが気持ち悪いのかな?暑い?寒い?痒い?など見守ることが大切です。
ちょっと違う角度で見てみると、夜泣きしても放置ではなく見守るという気持ちで接してみてはいかがでしょうか?
添い寝は日本だけ?
海外の夜泣き対策のようにできればママも楽だよね~と思うのですが、
「赤ちゃんを別室で寝かせるのはちょっとかわいそう・・・」
「夜泣きにちゃんと気付けるかな?」
と、日本人の私はついそう思ってしまいます。
添い寝をするのは日本だけではなくて、アジアや南米では一般的なんだそうです^^
欧米と違って、アパートやマンションだとご近所さんへの騒音に気を遣うという住宅事情もありますしね!
それと実はもうひとつ、添い寝する理由は遺伝子に隠されているかもしれないという研究結果があります。
不安になりやすい赤ちゃんと平気な赤ちゃん
ある最新の研究によると、私たち日本人などアジア系の子どもは、欧米人に比べて「不安の強い遺伝子」を持つタイプが多いということが分かってきています。
- 不安の強い遺伝子を持つ → 愛情不足に敏感
- 不安の強い遺伝子を持たない → 愛情不足に鈍感
ということなんだそうです。
ですので、日本人に比べて欧米の子どもの方が一人寝に強いと言えます。日本人の方が敏感で繊細、ともいえますね^^
そう考えると、不安な気持ちを抱きやすい日本人の子どもが、欧米式の一人寝方式を取り入れるのは、一概に良いとは言えないんじゃないかと思います。
子どもたちは、少なからず何かを訴えて夜泣きをしているので、そばにいて抱っこしてあげたりあやしてあげることが子どもにとっても安心できるのではないでしょうか?
参考:赤ちゃんの夜泣きは放置しても大丈夫なのか|夜泣き知らずの赤ちゃんの育て方
◆我が家の場合
我が家の場合、特に上の子は1人目ということもあり、夜泣きするとすぐに抱っこしたりおっぱいをあげていました。(旦那も夜泣きでイライラするタイプだったので)
そのせいなのか2歳で断乳するまでは、それはそれは甘えん坊の人見知りで、親戚の集まりでも大泣きして手が付けられず「この子はこの先大丈夫なんだろうか…^^;」ととても心配していました。お義母さんにも心配されていましたしね。
でも3歳になる頃には、すっかりママよりお友達と遊ぶのが好きになり、ばぁばの家にも喜んでお泊まりするぐらいになりました。
なので、夜泣きに付き合うことで甘えん坊で自主性がない子になるんじゃないか、と心配しているママがいたら「大丈夫ですよ!」と言いたいです^^子どもはたくましいですし、親から少しずつ離れていく時がきます。
必要以上に手をかけることは自立心を奪ってしまうことになりかねませんが、子どもが助けを求めてきた時にはどうぞ受け止めてあげてくださいね!
夜泣きの対処法
さて、どうしても、夜泣きが治らないというママにやってほしいことがいくつかご紹介します☆
参考にしていただければと思います!
◇パパと別室で寝る
せっかく寝かしつけたのに、夜中に帰ってくるパパに睡眠を邪魔されないように別室で寝るのもいいでしょう!ある程度大きくなって、自分で寝るようになったら家族で寝るのもいいのではないでしょうか?
◇添い乳で寝かす
赤ちゃんと一緒にママも横になって、おっぱいをあげることを添い乳といいます。
我が家もアパートだったし、旦那も泣き声で起きてしまうので、長女も次女も添い乳で寝かしつけていました。眠りに落ちるまで早いし、すぐ泣き止ませられるので、添い乳だとよく寝てくれました!
ただ、ママも一緒になって寝てしまうと赤ちゃんを潰して窒息死なんてことにもなりかねませんので十分にご注意を!!
◇昼間の時間に一緒に寝る
赤ちゃんって、本当に夜行性ですよね~
昼間はよく寝てくれるのにって、パターン多くありませんか?
そんな時は、家事を少しお休みして赤ちゃんと一緒にお昼寝しちゃいましょう♪
「赤ちゃんが寝ている間に家事を済ませたい!」という気持ちもよくわかります。
でも睡眠不足は、イライラや産後うつの原因になりますので、1回に十分に睡眠時間が取れなくても少しずつ昼間のうちに寝て体力を回復しておきましょう!
最後に
いかがでしたでしょう?
私の場合、アパートだったのでずっと泣かせておくと近所迷惑になることもあって、すぐに抱っこやおっぱいをあげていました。
いまだに抱っこも好きだし、おっぱいを見るとテンションの上がる姉妹ですが(笑)、なんだか可愛く思えます(^ ^)
育て方はママの数だけあるはずです!
「育児書に書いてあるから」
「ネットにこう書いてあったから」
「周りが言っていたから」
そんなことは気にしなくてもいいのですよ^^
あまり自分を追い詰めないで、自分らしく子供を育ててあげてください。
なかなか寝付かないとイライラしますが、寝顔を見たら愛くるしくてホッとしませんか?
それでいいんですよ!どんなママだって一緒です♪
どうしてもツラかったら、誰でもいいから打ち明けちゃいましょう!
保健士さんでもいいし、児童館でも、病院でもいいです。同じ悩みを抱えたママってけっこういて、むしろ我が子以上の悩みを持っているママに会うと、自分はまだマシだな〜とか思えちゃったりしますよ^^
可愛い我が子の成長を、大きな心で見守ってあげてくださいね☆