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父の日の由来!子供でも分かる簡単解説♪最初は母の日しかなかった!?

      2018/05/10

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こんにちは☆

みなさん、父の日ですね!

影が薄いと言われる「父の日」ですが、この記事を読んでいただいているということは、ちゃんと父の日の存在を覚えているということですね!

素晴らしいっ!!

 

旦那さんからはいつも母の日にプレゼントをもらうんですが、父の日をスルーしてしまったことが・・・

ごめんなさ~い^^;

 

そんなことはさておき、当たり前にある「母の日」「父の日」ですが、由来を知っている人は意外と少ないんじゃないでしょうか?

今回は、父の日の由来を子供でも分かるように簡単に解説してみました。

ぜひお子さんにも話してあげてくださいね^^

 

パパへのプレゼントはこちらも参考に
関連記事:父の日2018☆パパが喜ぶ手作りカード7選
関連記事:父の日に手作りお菓子をプレゼント!子供と作るレシピ10選

 

 

父の日の由来

父の日がどのようにしてできたかをお話ししましょう。

これは100年以上前のアメリカのお話です。

 

アメリカのワシントン州というところにソノラちゃん(本名ソノラ・スマート・ドッド)という女の子がいました。

ソノラちゃんは5人兄弟で、大好きなパパとママと暮らしていました。

しかし、ソノラちゃんが16歳の時のできごとでした。

ママが6人目の赤ちゃんを産むときに亡くなってしまったのです。

 

ソノラちゃんは兄弟の中でたった1人の女の子。

亡くなってしまったママの代わりに、その小さな弟をパパと一緒に育てていきました。

その後も、男手ひとつで自分たち兄弟を大事に育ててくれたパパを、ソノラちゃんはとても尊敬していました。

 

そんなソノラさんが27歳になったある日、教会で「母の日」のお話を聞きました。

「母の日はあるのに、どうして父の日がないんだろう??」と思ったソノラさんは、パパの誕生日の6月5日を父の日にして欲しいと教会の牧師さんたちにお願いしました。

すると牧師さんたちは、「6月の第3日曜日に父の日をお祝いすることにしよう!」と決めました。

 

最初は父の日を知っている人はあまりいませんでしたが、だんだんとアメリカ中に広まっていきました。

その後、アメリカの大統領が、「父の日を6月の第3日曜日にします!」という正式な決まりを作り、国の記念日になりました。

 

国の記念日となったのは1972年、ソノラさんが90歳の時でした。

教会で母の日の話を聞いてから63年も経っていたんですね!

それから2年後、ソノラさんは父の日を作った人として国際博覧会(万国博覧会)で表彰されたのでした。

 

参考:https://en.wikipedia.org/wiki/Sonora_Smart_Dodd

(※日本語版Wikipediaでは母親は過労が元で亡くなったとありますが、英語版Wikipediaでは6人目の子供を出産時に亡くなったとの記載があります。)

 

なぜ父の日が6月の第3日曜日なのか、それはソノラさんの大好きなパパの誕生日からだったんですね^^

でも、1人の女性のパパを想う気持ちから父の日ができたなんて、よく考えるとすごいことですよね!

 

 

世界の父の日事情

アメリカでできた父の日の由来をご紹介しましたが、世界各国の父の日はどのようになっているんでしょうか?

アメリカと同じく6月の第3日曜日なのは

日本・中国・インド・イギリス・フランス・オランダなど

他には、台湾は「パパ」と「八八」の中国語の発音が似ていることから8月8日

イタリア・スペイン・ポルトガルなどのカトリック系の国では、3月19日の「聖ヨセフの日」が父の日になっています。

カトリックでは、中世14世紀末ぐらいから父の日が行われていたと言われています。

タイではタイ国王(ラーマ9世)の誕生日12月5日でした。 (※2016年に崩御されたので、もしかすると日付が変わるかもしれません。)

 

父の日の過ごし方も、プレゼントをあげたり一緒にのんびり過ごしたりと、それぞれの国で違うようです^^

 

父の日の花って知ってる?

ところで、母の日といえばカーネーションというのは有名ですよね!

では、父の日の花って知っていますか?

「父の日に花ってあるの~!?」と思いましたが、ちゃんとあるんです!

 

父の日は黄色いバラです。

きっかけは、ソノラさんが亡くなったお父さんのお墓に、白いバラをお供えしたことから始まったとも言われています。

アメリカでは亡くなった人には白いバラ、健在な人には赤いバラを贈るとされています。

それが日本にも伝わったと考えられるのですが、なぜ黄色なんでしょうか?

 

 

黄色のバラになった理由

1981年に「日本ファーザーズ・デイ委員会」という、日本にも父の日を広めよう!という会が設立されました。

この委員会では毎年ベスト・ファーザー賞を表彰しています。

過去の受賞者は関根勤さん、つるの剛士さん、杉浦太陽さん、佐藤隆太さんと言えばピンとくる人も多いのではないでしょうか^^

 

その日本ファーザーズ・デイ委員会が、「黄色いリボンキャンペーン」を始め、父の日のイメージカラーとして黄色が定着したと言われています。

黄色ってなんとなくハッピーなイメージがありますよね^^

金運上昇だったり、元気になる色だったり。

外国でも「相手の無事を祈る色」として、昔から戦場へ向かう男性の安全を願って、黄色いリボンを玄関や木に結んでいたそうですよ。

そんな黄色とバラが結びついて、“黄色のバラ”が父の日の花として贈られるようになっていったんですね。

 

 

黄色いバラの花言葉

父の日に贈られるようになった黄色いバラですが、花言葉は知ってますか?

「友情・献身・可憐・美・さわやか・励まし・平和」

という意味があるようです。「励まし」なんて父の日にもぴったりですね!

ちなみに「愛情の薄らぎ・嫉妬」という意味もあるそうですが、贈る気持ちですよね!気持ち^^

 

黄色いバラとはいっても、パパは花に興味ないし・・・というご家庭も多いことでしょう。

我が家のパパも、花よりアル〇ールですし^^;

そんなパパには黄色いものを贈ってみてはいかがでしょう☆

チーズ・プリン・カステラ・黄色の財布・黄色のシャツやパンツなどもオススメですよ。

父の日の由来を話しながら渡して、パパを驚かせちゃいましょう!

 

 

 

いかがでしたか?

父の日が1人の女性の呼びかけから始まったというのは、ちょっと意外でしたね。

でも私も父子家庭だったので、ソノラさんの気持ちもわかるな~と思いました^^

親子の愛は強いですね~!

みなさんもお父さんや旦那様に感謝しながら素敵な父の日を過ごしてくださいね♪

それでは☆

 

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