赤ちゃんの鼻水は病院へ行くべき?受診のタイミングはいつ?
2016/11/24
こんにちは^^年子姉妹の母、わっちです。
子どもにとって鼻水は付き物ですよね!娘たちも赤ちゃんの時からしょっちゅう鼻水を出しては、そのつど対応に悩んできました。
「ちょっと寒くて出ただけ?」
「風邪引いた?」
「ほこりかな?」
「もしかして花粉症!?」
鼻水を出すたびに何が原因なのか悩んだり、病院に連れていくべきなのかどうかも考えてしまいませんか?
特に赤ちゃんは言葉が話せないので、親がよく気を付けて見ていないと…と責任感も感じますしね^^;
今回は、
- 赤ちゃんがよく鼻水を出す理由
- 鼻水で分かる赤ちゃんの体調の変化
- 病院を受診するタイミングは?
について紹介しますので、参考にしてくださいね!
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目次
大人より出やすい赤ちゃんの鼻水
赤ちゃんといえば大人よりも鼻水やよだれが多いイメージですね。子育てが始まると、ティッシュやタオルが手放せなくなります^^;
鼻水はともかくよだれは食欲を表すものとして、「よだれの多い赤ちゃんは、将来意欲的な性格になる」という見方があるんですよ。下の子はよだれダラダラでしたが、元気だけは人一倍ありますね(笑)
一方で、鼻水は病気のサインのひとつと捉えておきましょう。
赤ちゃんに鼻水が多い理由は、粘膜が敏感だからです。粘膜が敏感だと、少しでも空気が乾燥しただけで鼻が反応しちゃうんです。
空気の乾燥以外には気温の変化からも影響を受けます!
鼻水が出やすいこと以外に、鼻の粘膜が腫れやすいという特徴もあります。
当然ですが、赤ちゃんは言葉で体調の変化をお母さんに伝えることができません。さらには自分で鼻をかむことも出来ないので、苦しくて泣き出してしまうこともあるのです。
「気付いた時にはかなり悪化していた!」なんてことは避けたいですね。そのために、鼻水の出方に関する知識やそれに対する対処法を理解しておきましょう。
知ってる?鼻のはたらき
「鼻水は鼻から出るもの」と思いますよね?実は、実際には鼻の中にある鼻腺の他に「涙」も混ざっているんですよ!考えてみると、涙と鼻水はちょっとしょっぱい感じがするところが共通していますね。
涙のほかに、血管からの浸出液や副鼻腔の分泌物も含まれています。鼻はこれらの液体に乗せて、病原菌を体の外へと追い出しているんです!すべてが鼻から出ていくわけではなくて、一部は食道へと流れていくものもあります。
こういった働きのおかげで病気を予防することができているんですね^^
特別に鼻水が多い赤ちゃんだと、お母さんはそのケアで忙しくなります。とはいっても、鼻水には大切な役割があるので、様子を見ながら衛生を保つためにこまめに拭いてあげましょう!
鼻水は赤ちゃんからのサイン!
鼻水の量は赤ちゃんによってかなりの差があります。ですので、量や色などは日常的に観察しておいてあげましょう。
透明で水っぽい鼻水だったり、黄色くてドロッとした感じのものだったり、いろいろな鼻水がありますよね。
鼻水は赤ちゃんからが発するサインのひとつだと考えましょう。そのおかげでお母さんは赤ちゃんの体調の変化に気付くことができるんです。
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【鼻水の様子から予測できること】
まず、透明でサラサラした感じの鼻水は、細菌やウィルスを排出しようとしている場合に出ることが多いです。つまり、鼻が何らかの刺激を感じていることが分かります。
この時点では体を守ろうとする予防のはたらきが強いものと考えられます。
一方、同じく透明でもドロッとした感じの鼻水が出ることがあります。この場合は、体内にある抗体の反応といえます。
どちらかというと色の付いた鼻水よりも、透明な鼻水の方が日常的に目にする機会が多いかもしれません。
何故かというと、黄色や黄緑色の鼻水は病気が悪化した時や、病気の治りかけの時に出ることが多いからです。透明な鼻水とは違って色の付いた鼻水は、細菌やウィルスが含んだ状態で出てくるものと考えられています。
この場合の鼻水は粘りが強いので、鼻づまりを引き起こすことがたびたびあります。
赤ちゃんに限らず、大人でも鼻が詰まったままでは息がしにくくてとても苦しいですよね!赤ちゃんが苦しくないように、鼻吸い器やティッシュなどをうまく利用して鼻水をこまめに取り除いてあげると良いでしょう。
鼻水以外に症状のある場合はこちらの記事も参考に。
受診のタイミングって難しい!?
赤ちゃんの鼻水を見て、すぐに病院で受診すべきかどうかは判断がむずかしいことがよくあります。
まず判断基準のひとつとなるのは、赤ちゃんに食欲があるかどうかです。他に、表情もよく見ておいてあげて下さいね!
ニコニコと明るい表情をして機嫌が良いようであれば、鼻水が出ていても元気な可能性が高いです。
さらに母乳やミルクをたくさん飲んでいれば心配は少ないでしょう。
逆に機嫌が悪く頻繁に泣いたり、咳が出ていたりする場合には受診をおすすめします。
鼻づまりや咳の症状があると睡眠を十分にとることができません。そのことが風邪を悪化させてしまう恐れがあるんです!
他には、鼻水に色が付いている場合も早めに受診をした方が良いでしょう。
さらには体調悪化のサインが赤ちゃんの目に出る場合もあるんですよ!体調が良くない時に、目ヤニが出たり目が充血する場合もあります。
鼻水の症状が悪化したらどうなる!?
鼻水の症状から予測される病気として代表的なものは、「鼻の風邪」か「アレルギー性鼻炎」のふたつです。これが悪化すると副鼻腔炎や中耳炎を引き起こしてしまいます。
どちらにしても、赤ちゃんによっては発熱がないこともあります。熱だけで判断しないで、出ている鼻水の特徴や赤ちゃんの表情、食欲をきちんと見ておいてあげましょうね。
深刻な問題としては、耳の奥にある中耳に炎症が起きて起きる「中耳炎」の場合です。耳の痛みや違和感が非常に強いので、ここまでの症状になると赤ちゃんは泣いて苦しさを伝えようとすることが多くなります。
中耳炎は難聴にもつながりかねないので、早めに適切な治療を受けさせてあげましょう!
とはいえ、耳に異常が起きているかどうかは、本人でないとなかなか分からないですよね。そこでお母さんが判断を迫られるのが、何科を受診すべきかです。
もともと耳を傷めやすく定期的に耳鼻科に通っている場合でなければ、まずは小児科で鼻と耳以外の症状もみてもらうのが良いでしょう。
赤ちゃんによって体質やかかりやすい病気も違うので、それを見極めてもらうためにもかかりつけの病院を見つけておくことをおすすめします^^
いかだでしたか?
赤ちゃんにとっては日常茶飯事の鼻水ですが、たかが鼻水とあなどれません!特に中耳炎からの難聴には気を付けたいですよね!
心配な時は早めに病院で診てもらうと安心です^^「これくらいで病院に連れていくのも・・・」と考えてしまいますが、赤ちゃんを守れるのはママとパパしかいないので、気になる事はどんどん聞いてみましょうね。
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