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豆まきはいつするの?鬼はいつやってくる?縁起のいいやり方もご紹介♪

      2017/12/28

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こんにちは☆

太めの恵方巻きが大好きな2児のママです。

 

節分といえば、幼稚園や保育園、お子さんのいる家庭では「豆まき」で盛り上がりますよね^^うちの娘は保育園にやってきた鬼が強烈だったようで、それから1年中、事あるごとに鬼さんの話をしていました(笑)

 

そんな子供たちの心に残る豆まき。

豆まきのやり方に、決まりやしきたりはあるんでしょうか?いつするものなのでしょうか?

今回は豆まきの正しいやり方、縁起がいいといわれるやり方もご紹介しましょう。

 

 

節分っていつ?

節分って何日だと思いますか?

そりゃ2月3日でしょ!と思ったあなた。節分・豆まきの由来とは?子供向けに簡単に解説!でも、2月3日だとご紹介しました。

 

でも実は、2月2日や2月4日が節分になることもあるんですよ。

 

「節分の日付は現在は毎年2月3日であるが、これは1985年から2024年ごろまでに限ったことであり、常にそうではない。1984年までは、4年に1度の閏年に2月4日だった。2025年から(2021年からになる可能性あり)は閏年の翌年に2月2日になる。」

引用:Wikipedia

節分は2月3日と思っていたので驚きです!

節分は「立春の前日」なのですが、立春は太陽の位置(黄経)が315度になる日と決まっているので、太陽の位置によって日付が微妙に変わってくるんですね。

2025年以降は、4年に1回「2月2日」の節分がやってきます。

 

 

ではでは、豆まきはいつするの?

豆まきはいつするものなのでしょうか?時間は決まっているんでしょうか?

 

豆まきは節分の日の夜にします。なぜなら「鬼は夜にやってくるから」です。

 

―鬼が夜に来るワケ―

鬼は「鬼門(きもん)」というところからやってきます。鬼門は北東の方角で、丑寅(うしとら)ともいいます。丑寅は真夜中という意味もあることから、鬼は夜にやってくるといわれています。

ら幽霊や魔物がでる時間帯を、丑三つ時(うしみつどき)とも言いますね。

詳しく言うと、丑寅は真夜中の1時から5時の間になります。

出典:東書KIDS

 

幼稚園や保育園では昼間に豆まきをすると思いますが、家庭では夜に全員そろってから始めるところが多いことでしょう。

パパが鬼になって子供たち(ママ)から豆を思いっきり投げつけられるというお決まりの光景。微笑ましいですよね^^

 

でも本来は、豆はパパが投げるものだと知っていましたか?

私はてっきりパパが鬼役だとばかり思っていたのですが違ったようです(笑)

 

それでは、豆まきの正しいやり方をご紹介しましょう。

 

 

豆まきの正しいやり方

準備しよう

まず、豆を用意します。

豆は炒った豆(福豆)落花生を準備します。

 

生の豆から目が出てくると縁起が悪いので、豆は必ず炒ったものを使います。

豆を炒ったら、豆まきをする夜まで「枡」か「三方」に入れて神棚にお供えしておきます。神棚がない家庭も多いと思うので、ない場合はできるだけ部屋の高い位置に置いておきます。

スーパーで節分用に売られている豆は、すでに炒ってある「福豆」なので炒る必要はありません^^

 

 

ちなみに豆の種類は地域によって違いがあって、「大豆」を使うところもあれば「落花生」を使うところもあります。

出典:http://www.yukawanet.com/archives/4618491.html

東北・北海道と宮崎・鹿児島では落花生派が多く、それ以外の地域では大豆が主流です。

私もあまり節分で落花生を投げるイメージはなかったんですが、

落花生だと

  • 炒る必要がない
  • 片付けがラク
  • 拾って食べられる

と、いいことだらけなんですよね。パパのおつまみにもなるし、合理的ですよね~^^

 

豆をまく人は?

一家の主人・長男・年男年女・厄年の人が豆をまくと縁起がいいと言われています。

神社やお寺での豆まきでも、よく年男年女の有名人が参加しています。

 

でも、子供がいる家庭では子供たちが主役ですよね!家族みんなのイベントなので、子供たちに思いっきり投げてもらいましょう^^

 

 

豆のまき方

家から鬼を追い出すイメージで「鬼は~外!」と部屋の奥から玄関の方に向かって投げましょう。今度は福を呼び込むイメージで「福は~内!」と部屋に向かって投げます。

奥の部屋からジリジリと鬼を追い詰めて、最後は玄関から出してしまいましょう!

 

本当は部屋の窓や玄関を開けて「鬼は~外!」と投げて、戻ってこないうちに閉めるそうなのですが、ご近所さんに見られるとちょっと恥ずかしい気も…(笑)

 

「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げて「魔を滅する(魔滅=まめ)」とも言われているので、鬼役の人がいたら、鬼の目に向かって投げるとやっつけることができます。(くれぐれもケガのないようにしてくださいね)

 

 

豆はいつ拾う?いつ食べる?

投げた豆はいつ拾って、いつ食べたらいいんでしょうか?

 

・豆をまき終わってみんなで片づけてからゆっくり食べる派

もいれば、

・豆を食べ終わってから部屋を片づける派

はたまた

・落ちた豆を食べながら片づけていく派

の方もいるかもしれません。

 

豆は自分の歳より1つ多い数だけ食べます。(※数え年で考えるため)

元々、節分の豆は神前のお供え物で神聖なパワーが宿っているものなので、まいた後は時間が経たないうちに食べてパワーをいただきます。

豆を踏んだり、ほこりまみれにしたり、捨てたりするのはあまり良くありません。どうしても捨てるなら、白い紙に包んで捨てましょう。「あ!片づけるの忘れてた!」ということがないようにしてくださいね。

ということで、投げた豆は踏んだりほこりをかぶったりする前にすみやかに片づける&神聖なパワーをいただくために早めに食べるのが良さそうです。

 

ここで後片付けがラクになる方法をご紹介しましょう!

  1. 小袋入りの豆を使う。
  2. 大豆ではなく落花生を使う
  3. 子供と豆拾い競争をする
  4. シートを敷いておく

一番おすすめは、小袋入りの豆を使うこと。1部屋だけは福豆を投げて、他の部屋や外では小袋入り豆を投げるとか、場所によって使い分けてもいいですね。

ワンちゃんやニャンコを飼っているご家庭で、ペットにも食べさせていいのかな?と疑問に思っている方もいますが、あまりおすすめはしません。少量ならいいですが、消化不良をおこして下痢や便秘の原因にもなるのであげない方が安心です。

 

 

 

いかがでしたか?

伝統行事の節分とはいえ、やり方にこだわらず豆まきを楽しむ人が増えていますね。本来のしきたりもありますが、それぞれの地域やご家庭ならではの豆まきを楽しんでください♪

 

ちなみに2012年から始まった「すごい豆まき」というイベントでは、大人が本気出してすごい量の豆をまいてます(笑)スペインのトマト祭りのようです。ここまで思いっきりやると気持ちよさそうですね!

みなさんも豆のパワーを頂いて、1年間元気に過ごしましょう!

それでは☆

 

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