金魚すくいでとった金魚に異変!?金魚の病気と治し方
2016/10/25
夏祭りの屋台の定番、金魚すくい。
夏、お子さんと夏祭りに行って金魚すくいをすることも多いかと思います。
せっかくとったら、少しでも長く生きてくれたら嬉しいですよね!
私も、子供の時に金魚すくいでとった金魚を飼いましたが、長生きさせることができませんでしたー><
実は、特別な水槽がなくても、水槽の水をひたすらきれいに保つ、
これだけで金魚は長生きできるんですよ!
今回は金魚の飼い方のコツと金魚がよくかかる病気&治し方についてお伝えしていきます!
もう金魚が家にいるあなたも、これから金魚が家にくるかもしれないあなたも、知っておいて損はないですよ♪^^
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特別な水槽がない場合の金魚飼育のポイント3つ
金魚が夏祭りの後やってきました。
特別な設備もない、という時。
どうしたらいいでしょうか?
酸素が送れる循環ポンプつきの立派な水槽があればそれを使いましょう。
でも、なくても大丈夫!
循環式ポンプがついていない水槽で金魚を育てる場合のポイントをお教えします!
1)金魚を入れる水槽はできるだけ大きく!
循環式ポンプ付きの立派な水槽がもう家にあればいいですが、なければないでも金魚は生きていけます。
水がたくさん入って、金魚が飛び跳ねて逃げないような入れ物を用意しましょう。
金魚鉢があればいいですね。
できるだけ大きいものの方がいいです。
なぜ大きい方がいいのでしょうか?
大きければ大きいほど、水中の酸素が多いからです。
循環ポンプで酸素が送れる水槽なら酸素が常時追加されていくので心配がないのですが、そうでない場合は金魚は水槽内の酸素を吸うことになります。
酸素はポンプ式のように足されていかないのでどんどん少なくなっていきます。
大きい水槽ほどたくさん水が入るので水槽内の酸素が多くなります。
これが1つめの大事なポイントです。
2)水は頻繁に換える
水槽の中の水の酸素は金魚が吸うので時間とともにどんどん少なくなります。
なので、頻繁に水槽の水を換えることが大切です。
金魚は水槽の中の酸素が薄くなってくると、水面上の酸素を吸おうとして上にあがってきます。
酸素が薄くない時にも水面上にあがってくることはよくありますが、ずっと水面上で酸素を吸っている様子が見られたら、水槽内の酸素がかなり少なくなっていると考えていいです。
この時、金魚は必死で酸素を吸うので「ちゅぱちゅぱ」という音も聞かれます。
こうなったら危険信号!大至急水槽の水を取り換えましょう。
普段からそうなる前に頻繁に水を換えておきましょう。
ちなみに水は水道水で大丈夫です。
水道水に含まれるカルキを金魚が苦手とするので抜いたほうがよりいいですが、ぬかなくても大丈夫です。
3)餌はあげすぎない
小さいお子さんは金魚の餌やりが大好きだと思います。
しかし、金魚に餌のやりすぎは厳禁だって知ってました!?
なぜなら、餌をやりすぎると残した餌が水槽内を汚すからです。
水槽内の環境が悪くなると、金魚にいい影響がありません。汚い水は金魚によくない寄生虫が発生するのに最適な環境になってしまいます。
なので、餌を頻繁にあげたり、大量にあげたりするのは厳禁なんです。
実は、餌をあげるのは2日~3日に一回でもじゅうぶん。
餌を食べすぎていない金魚の方が長生きします。
そして、餌をあげた次の日は、糞で水槽内がにごりますので、すぐに水を換えて下さいね。
以上、循環式ポンプ付き水槽がない場合の飼育のポイントでした!
1にも2にも水を換える、というのがポイントですね。
水槽内の水をきれいにしておく、これが金魚をうまく飼うコツです!
ただ、この方法は頻繁に水を換えないといけないので、例えば夏休みの旅行などで長期間、具体的に言うと4日以上家を空けるなら循環式ポンプ付きの水槽があった方がいいかなと思います。
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金魚が白くなった!どうしたらいい?
毎日水を換えて水槽内の水をきれいに保っていた…のに!
金魚に異変が!
なんだか白い部分がある!
金魚がひっくり返ってぷかぷか浮いている!
金魚が病気になったようです!><
基本的に水をきれいにしていれば金魚が病気になる確率はかなり低いですが、特にお祭りでとってきたばかりの金魚は既に病気になっていたり弱っていたりすることもあるので、金魚が家に来たばかりの頃に病気になることも少なくありません。
では、どうしたらいいでしょうか?
まず、水槽内の金魚全てが病気ということでなければ、病気になっている金魚だけ別のバケツなどの入れ物に移しましょう。他の金魚に病気が移らないようにするためです。
次に治療をしていきます。
ここでは、「金魚の風邪」とも言われる2つの病気の症状・原因・治療について簡単に説明しておきます。
1)転覆病
出典:自己解決ネット
症状:金魚がひっくり返ってぷかぷか浮かぶ
原因:餌の食べすぎで消化不良でお腹にガスが溜まってひっくり返ってしまう。また、春先や秋の気温の変化で水槽内の水の温度に変化が激しいのも原因の一つ。
治し方:別のバケツに移したら、バケツの水を0.2%の濃度の塩水にする。一週間絶食させる。糞が出てきたらその都度バケツの水をきれいにする。バケツの水の温度を高くする機械があれば使用するとより効果的。
2)白点病
出典:自己解決ネット
症状:金魚の表面に白いぶつぶつが見られる
原因:水槽内の水が汚くなって寄生虫が金魚につくことが原因。こちらも水の温度変化が激しいことも原因の一つ。
治し方:転覆病と基本的に同じ。寄生虫をやつけるために専用の治療薬(メチレンブルーなど)を使うのが望ましい。
毎日金魚を観察して、いち早く病気に気づいてあげることも大切です。
放っておくと病気はどんどん進行してしまいますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
知ってるようで知らない人が実は多い金魚を飼う時のポイント。
命あるものには必ず終わりがありますが、ちょっとのことで長生きできるならさせてあげたいですよね!
今回の記事が金魚を飼う際の参考になれば嬉しいです。
それでは!
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