赤ちゃんの冬の服装!外出時と室内ではどう使い分ける?
2018/01/03
赤ちゃんにはいろいろなものを見せて、刺激を与えて、たくさんの笑顔を引き出してあげたいですよね!0歳の目には見えるすべてのものが新しくて、何もかもが新鮮なはず。
とはいえ、生まれて間もない赤ちゃんは免疫力が強くありません。お出かけをするにも心配なことがたくさんありますよね!
当然ですがまだまだ言葉を話せないので、コミュニケーションをとるのも難しいです。お出かけをして寒くても「寒い」とは言えないし、帰りたくても意思を伝えられません。言葉を話さない代わりに泣く回数が多いので、周りの大人たちはついつい不安になってしまいます(´・ω・`)
そのためか、冬場にはママたちが赤ちゃんのことを思って、必要以上に厚着をさせることがよくあるようで・・・。
実はここに大きな誤解が!
「赤ちゃんが大人よりも体温を蓄えている」という話を、耳にしたことはありませんか?赤ちゃんと比べれば、大人のほうがよっぽど寒がりなんですよ!
今回は、冬に外出する時と室内で過ごす時、赤ちゃんにはどんな服装が合っているかを確認していきましょう。
生後3ヵ月ぐらいからの赤ちゃんの特徴
生後1ヶ月までの新生児の服装は大人より1枚多め、生後1~3ヶ月は大人と同じ枚数、生後3ヶ月ぐらいからは、赤ちゃんが着る服は大人よりも1枚少なくても大丈夫だと言われています。
赤ちゃんはとても代謝が良いので、必要以上な厚着は控えたほうがいいですよ!
代謝が良いということは、大人よりも汗をかきやすいということ。確かに大人でも健康的でスポーティな人は爽やかに汗をかいているイメージですよね。
赤ちゃんの健康管理をするためには、冬であっても汗をかいていないか確認してあげましょう。もし汗をかいているようであれば肌着を替えてあげてください。生まれて間もない時期は肌が敏感で、とても荒れやすいのです。
それに汗をかいたままにさせてしまうと、変に体が冷えて風邪をひいてしまうことがあります。さらには、あせもを発症ということにもなりかねません。
赤ちゃんの肌を綺麗に保つためには、大人がこまめに様子を見てあげる必要があるんですね。
赤ちゃんの手足が熱を放出させている
最近は手足の冷えに悩む女性がとても増えています。
日常的な冷え性に悩んでいるママは、同じように赤ちゃんの冷えに関しても敏感になってしまうのは自然なことかもしれませんね。
でも赤ちゃんを快適に過ごさせてあげるためには、赤ちゃんの体に合わせた対応が必要です。赤ちゃんの体は大人と違うということを理解しておきましょう。
赤ちゃんにとって手足は、体温を調節する大切な役割があるのです。
具体的には、体にある余分な熱を手足から発散しています。そのことから、室内にいる時は手足になるべく衣類が付いていない方がいいですね。
赤ちゃんの手足は冬になるととても冷たくなっていることがありますが、その場合でも体温は正常に保たれているんですよ^^手足は冷たくても体があたたかいのが、大人にはない赤ちゃんの特徴なんです。
冬場は外出先と室内の気温差が大きいので、大人が衣服で調節してあげてくださいね。
外出時はバッチリ防寒対策を!
室内の服装は「大人より1枚少なめ&素足」でも大丈夫なのですが、外出時はバッチリ防寒対策をしてあげましょう。
基本は
室内の服装+アウター(カバーオールなど)+靴下+帽子
です。
靴下やレッグウォーマーで足を温め、帽子で頭の冷えを防ぎましょう。抱っこひもの場合は専用のケープやママと一体型のコートなど、ベビーカーに乗せるときは厚手のブランケットなどを用意しましょう。
ベビーカーにも抱っこひもにも使える抱っこカバー。こういうのも便利ですね。
冬場にちょっと悩む!赤ちゃんに靴下を履かせるタイミング
暖房が効いている室内であれば靴下を履かせない方が良いと言われています。冬場に外へ出る時は靴下を履かせて、暖房が効いている部屋に付いたら脱がせてあげましょう^^
「風邪をひいてしまわないか心配」という意見もありますが、赤ちゃんが自分で行っている体温調節を妨げてしまう方が体に負担をかけてしまうんです。
赤ちゃんの体温が正常かどうかは、お腹や背中などの衣服がかかっている部分に手をあてて汗をかいていないかを見て確認しましょう。
それに、靴下を脱がせて裸足でいさせることにはメリットがあるんですよ♪
足の裏に直接的な刺激が加わると、神経が立つことや歩くことを意識することにつながります。他にも、足の裏にある「土踏まず」の形成にも大きく関わるのでとっても重要です。
また、フローリングや滑りやすい遊具がある場所だと靴下で滑ってしまうこともよくあります。そういう点からも、なるべく赤ちゃんには靴下を履かせないことを薦める声が多いんですね。
赤ちゃんが寝る時の服装
「冬場でも室内なら、赤ちゃんは大人より薄着でも平気」というのは、起きている時間に限ったことではなく寝る時も同じです。冬場の夜泣きに悩んでいたお母さんが、赤ちゃんを薄着にさせたら改善したという話もあります。
寝ている時に靴下を履かせる人もいるようですが、赤ちゃんに自然な体温調節をさせるためには靴下は履かせない方がいいですね。赤ちゃんの足が冷たくなっていても、実は汗をかくなどして体温調節の働きをしているんです。
最近では「乳幼児突然死症候群」の原因として、赤ちゃんに服を着させすぎていることが指摘されています。
赤ちゃんは体に熱を溜め込みやすいという特徴があるので、熱の放出を妨げないような服選びを心がけましょうね^^
やっちゃった!我が家の着せすぎ事件簿
ここで我が家の体験記を。
私が上の子を出産したのは1月下旬でした。初めての育児で分からないことだらけだったし、雪も降る寒い時期だったのもあり、風邪をひかせないようにとたくさん着せていました。
その時の写真がこちらです。
※室内ですし、ちゃんと暖房も効いています。
もちろん肌着も着せていました。そしてガチャピンの厚手のフード付きカバーオール+毛布という重装備。さらに床は電気カーペットまで入れているんです。
顔が赤くなってますよね^^;その後、「温めすぎ」が原因のひとつともいわれる乳児湿疹が出てしまいました。
お義母さんも義妹も、きっと「着せすぎじゃない?」と言いたかったと思いますが、私が初めての子育てで神経質になっているのを分かってて言えなかったんだろうな~と思います。
無知だった自分が恥ずかしい!>< 今思えば子供にはかわいそうなことをしました。
今はこの子も4歳になり元気に過ごしていますが、みなさんも着せすぎには注意してくださいね。
いかがでしたか?
特に1人目のお子さんだと「寒いとかわいそう」と、大切にしてしまう気持ちもよくわかります。私もそうでしたし^^
でも3ヶ月を過ぎると、赤ちゃんは自分で熱を作り出し自分で体温調節する機能も発達してきます。
赤ちゃんの成長を手助けするためにも、服装で悩んだ時には外出時は「防寒」、室内では「大人より1枚少なめ」を意識してみてくださいね!
それでは☆