子育てのギモン・悩み解決サイト〜Sokka!そっか!〜

子育てに役立つ情報をご紹介しています。子育てに関する費用、貯蓄法、子どもの病気・ケガ、家事のコツ、イベントの楽しみ方など、子育てを楽しくするヒントが満載。

*

主婦がパートを辞める理由!周りも納得&円満に退職する方法

      2018/07/16

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています

 

こんにちは!

パート歴3年になる2児のママです。

 

主婦のみなさま、家事や子育てをしながらのパート、お疲れ様です。

少しでも家計のために・・・と時間をやりくりしながらお勤めしていることと思います。

 

しかし!いろんな理由からパートを辞めることになった時、脳裏をよぎるのが

「辞める理由はなんて言おう」ではないでしょうか。

 

私は人事的な業務に関わっていたこともあり、いろんな人の“辞める理由”を目にしてきました。

中には「えっ!?」と思う理由で辞める人もいましたが、「それならしょうがないよね」と円満に退職していった人もいました。

 

そこで今回は、

・周りも納得する退職理由とは?
・嘘をついても大丈夫?
・言い方やタイミングも大事!円満に退職するコツ

などをご紹介していきたいと思います。

モヤモヤしている方の参考になればと思いますので、ぜひご覧ください。

 

 

パートを退職する理由

パートを辞めたいと思った理由は何ですか?

パートで働く人たちはどんな理由で退職を決めたんでしょうか?ここに退職理由のアンケート結果があるのでご覧ください。

 

◆最速で辞めてしまったパートの退職理由

出典:パートが辞める本当の理由|日本の人事部『プロフェッショナル・ネットワーク』

 

このアンケート結果によると

1位:職場の人間関係
2位:家庭の事情
3位:体力的にきつい
4位:他にいい仕事が見つかった、職場環境が悪い
5位:最初に聞いていた話と違った

という結果になっていますね。確かに納得の理由です。

でも、実際に本当の退職理由を伝えたのは約半数しかいないという結果になっているんです。

そりゃそうですよね!人間関係や職場環境が悪いなんて言いにくいですよね^^;会社の人にも不快感を与えてしまいますし。

 

そんな中でも、本当の理由が言えなくても、周りが納得してすんなり辞めていった人たちもいます。

では、波風を立てず退職していった人はどんな理由で辞めていったんでしょうか??

 

 

周りも納得する退職理由とは?

退職したいと伝える時に悩むのが「退職の理由」。

退職の理由によっては納得してもらえなかったり引き止めにあうこともありますから、すんなり受け入れてもらえた方が気がラクですよね。

ここでは、「それならしょうがないよね」と納得してしまう退職理由4つをご紹介しましょう。

 

1)体調不良

「体調が悪くなって仕事を続けられなくなりました」

この理由だと、まず無理に引き留められることはありません。たとえ仕事の業務のせいで体調を崩したとしても、そのことは言わずに、ただ体調が悪いということを伝えればOKです。

仕事の業務が原因だと伝えた場合、批判的に受け取られることがあったり、「じゃあ業務を変更するから、もう少し頑張ってもらえないかな」と引き留められる可能性もあります。

 

 

2)家庭の事情

「転勤で引っ越すことになりました」
「親の介護をすることになりました」
「子供の(PTA・部活・子供会)役員をすることになりまして…」

こういった家庭の事情でも、仕事を続けられなくなるのであればしょうがないよねと納得してもらえる理由になります。

やっぱり主婦なので、仕事も大事ですが家庭を優先してしまうことは仕方ありません。

ちなみに近場で引っ越すことになった場合、退職する理由にはならないかも…と気になるかもしれません。でも、引っ越すことで通勤に時間がかかるようになるとか、子供の見送りやお迎えができなくなるといったことがあればそのことは素直に伝えてもいいと思いますよ!

親の介護や子供関係の役員の場合は、忙しさがわからない人もいるので、もし突っ込まれた時には「週〇日、何時から何時までは時間が取られるので」と具体的に仕事に支障が出ることを伝えて理解してもらうといいですよ!。

 

 

3)仕事内容や条件が、最初の説明と全く違っていた

実はこれも意外とよくある理由なんですよね!

全然違う説明をしておいて採用する会社もどうかと思いますが、募集時の条件と実際に勤務した時の内容が違うということが結構あります。

時には、忙しいときや人出が足りないときに、応援に駆り出されたり残業することもあるかもしれません。

もちろんお互いに協力して仕事をすることも必要です!でもあまりにも残業が多すぎるとか、あれこれ任されて負担が重くのしかかっている・・・そんな時はハッキリと理由を伝えてもいいと思います。

そこは会社側がきちんと説明をする責任がありますし、募集時の条件なら働けるとおもってパートに応募したんですから、できないものはできないと伝えても責められる理由はありません。

人を増やすとか、体制を整えるとか、会社がきちんと環境を整えてくれればいいんですけどね^^;

 

 

4)他にやりたいことがある

「他にやりたいことが見つかりました」
「新しい分野に挑戦したいと思います」

引き留めてくる上司もいるかもしれませんが、イキイキとした表情で言われると「あ、引き留めるのは無理だな」と感じる理由です。

会社にとってみればちょっと寂しくなる理由ではありますね。

「働きながらじゃダメなの?」と聞かれたら、「学校に通う予定」とか「どうしても資格を取りたい」とか「集中してやってみたい」といった意気込みを見せれば、無理やり引き留められることはないと思います。

 

 

 

嘘をついても大丈夫?

辞める理由を伝える時に、噓をついても大丈夫なんでしょうか?

どうしても言えない理由(人間関係など)があるなら、建前を使って辞めさせてもらうしかありません。逆に100%本音を言える人の方が少ないと思いますからね^^;

でも、世間は狭いです。退職後や転職先でも、辞めた職場の人とのつながりが出てこないとも限りません。特に勤務先が近場になることが多いパートならなおさら。

ウソがばれて気まずいってことにならないようにしてくださいね!

というわけで、ウソの理由で退職する場合の注意点を挙げてみました。

 

◆職場内に個人的な知り合いがいる

本当の退職理由を言える間柄ならいいのですが、そうでない場合は退職理由もちょっと考えてしまいますね。

家庭の事情で辞めるといっても、どこからか情報が漏れる可能性もあります!

なので、介護する予定がないのに介護をするとか、役員になっていないのに子供の役員で忙しいといった理由は、全くの嘘になるのでやめた方がいいです。

「頑張ってみたんですが私にはついていけないと思って」
「別の仕事をしてみたくなって」

といった、自分の気持ちの問題で退職することになったということなら、本人にしかわからないことなので問題ないでしょう。

 

◆近所でバッタリ会う可能性がある

近所で職場の人と会う可能性がある場合も、退職理由によっては「あれ??」と思われるケースもあります。

「体調を崩して働けない」といった理由で辞めたのに、転職先でバッタリ遭遇しちゃった・・・てことになると気まずいですよね。特に転職先が接客業なら、誰かに会う可能性大です。

近場で転職先が決まってる場合は、次の転職先の予定があることを伝えておいてもいいと思いますよ。

 

もし本当の退職理由が言えない場合は、その場しのぎではなくて、その後のことも考えた退職理由にしましょうね!

 

 

言い方やタイミングも大事!円満に退職するコツ

お世話になったパート先。やっぱり最後はできるだけ円満に退職したいですよね!

ここでは、上司への言い方や言うタイミングなど、円満に退職するコツをお教えしましょう!

 

1)忙しい時期を避ける

事務系の人であれば、月末・月初、決算期など
製造系の人であれば、受注の多い時期など
販売系の人であれば、クリスマス・年末年始など

それぞれの仕事によって忙しい時期があると思います。

体調が悪いとかストレスが原因での退職なら無理はできませんが、できれば忙しい時期を避けた方が迷惑もかかりませんし、すんなり退職しやすいです。

会社は次の人を探すのに、求人を出したり面接をしたり、引継ぎや教育をする時間も取られますからね。

ただーし!気をつかいすぎると辞めるタイミングを逃してしまうこともあります!悩んでいる間に他の人が先に辞めてしまって、ますます言い出しにくくなってしまったりとか^^;

ある程度、自分の中で辞める時期を決めたら、ブレないうちに言うことをおすすめします。

 

 

2)1~2ヶ月前に言う

労働基準法では、退職の申し出をしてから2週間後に退職できると定められています。

辞める方からすると、早く辞めたいという気持ちになるかもしれませんが、2週間では短いな~というのが残された側の正直な気持ちです。

後任を探したり引継ぎをしたりということを考えると、できれば1ヶ月前、早めに分かっている人は2ヶ月近く余裕をもって話ができると、スムーズに退職できると思います。

割とすぐに辞められるところや逆に時間がかかるところなど、職場によって違いがあると思いますので、会社の就業規則があれば、退職関連の項目に目を通しておくといいですね。

もし有給が残っている人は有給消化分もプラスして考えましょう。

 

 

3)直属の上司に言う

退職の申し出は直属の上司に、メールや電話ではなく直接言うようにしましょう。

なかなか会えない上司なら「ご相談したいことがあるのですが、少しお時間いただけませんか?」とメールで先にアポを取って、直接会ってから伝えます。

直属の上司とは、いつも仕事上の指示・命令を出している人、何かあったときに報告・相談をしている一番近い上司になります。そして、直属の上司から上の人に報告する形になります。

小さな会社や事務所などで、直属の上司にあたる人がいない場合は、社長や所長といった一番上の立場の人に直接伝えて構いません。

間違っても、自分が言う前に周りの同僚から話が漏れたりすることがないようにしましょうね!

 

 

4)具体的な話の切り出し方

では、具体的にどんな風に話を切り出したらいいんでしょうか?

退職の申し出をするベストなタイミングや言い方についてまとめてみました。

<退職の切り出し方>

  1. 話をする時間帯は、昼休みパートの時間が終わった後など上司が時間を取ってくれそうな時間帯にします。朝イチから退職の話をするのは印象が良くないので避けた方がいいですね。
  2. 最初の声掛けは「ちょっとお時間よろしいですか」「ご相談したいことがあるのですが」といった感じにします。いきなり「退職のことでお話しが…」と言うと、唐突すぎて驚かれますし、他の従業員にも聞かれてしまう恐れが。
  3. 人目につかない別室に移動してから、退職の話を切り出します。
  4. 「実は、退職させていただきたいのですが…」と切り出します。「退職を考えていて」とか「続けていける自信がなくて」といった言い方だと、退職の意思が固まっていないと取られて引き止めにあう可能性があります。
  5. 退職理由はハッキリと伝えて、退職時期についてはいつ頃を考えているか伝えた上で、会社と相談して決めるのがベストです。
  6. 「退職願」「退職届」は、退職の申し出が受理された時に、書く必要があるのかどうかを上司に確認するといいでしょう。有給が残っている場合は一緒に相談するといいですね。

 

 

5)退職日までの過ごし方

退職日の1ヶ月ぐらい前から、同僚に退職することを伝えます。

退職日が決まったらやる気がなくなった~ということもありがちですが、気を抜かずに最後までやり切りましょう!

退職に向けてすることといえば

  • 引き継ぎ用のノートや資料を作成
  • 書類を分かりやすくファイリング
  • 会社への返却物や提出物を確認

あとは私物の整理パソコンの個人データの整理も忘れずに。

退職日には、みなさんで食べてもらえるようなお菓子の詰め合わせを贈るのもいいですね。特にお世話になった人には、個別にちょっとした小物(ハンカチやポーチなど)を贈ったりしてもいいでしょう。

 

 

いかがでしたか?

退職は色々な人に気を遣うし大変ですよね。

退職する職場の人たちのことも考えつつ円満に退職できれば、次の一歩もスムーズに歩き出せるのではないでしょうか^^

そんな新しい一歩を踏み出す時の参考にしていただければ嬉しいです。

それでは☆

 

 - 仕事・お金